vol.5 紫水杯の意義
こんにちは、キキです。
昨夜はみんはやの部活対抗戦 よつば部 vs ミラティ部 をしてきました。結果はよつば部の圧勝。ミラティ部のエース(?)としてまだまだ勉強不足だと実感しました。今回はその中で感じた紫水杯のメリットをちょっとだけ。
先に断りを入れておきます。
本手記は、記憶ゲー化することを推奨するものではありません。また、序文のみで当てる方が必ず「文字の羅列の記憶」をしているとは思っておりません。私の周りには知識に基づいて正答している方がたくさんいます。どうかご理解くださいませ。
みんはやで「勝つ」ためには、序文記憶が必要となります。でも、序文の言葉それ自体が何の意味も持たないこともしばしば。
覚えるにはどうすればいいのか。
知識がなければいけない。
ここでいう「知識」とは、単に問題文を知っていることではなく、単語一つ一つに対する深い理解を指します。
対抗戦内で、これが発揮された問題がこちら。
【問題】
紀貫之による/
【解答】
『古今和歌集』(正答)
通常、(クイズとしては)あってはならない押しです。しかし、知識があれば解答を導出することも可能です。
「紀貫之」は文筆家なので、作品について問われると分かり、「による」という言葉から、聞かれているのは作品の由来や内容になりやすい(ここは各自の研究)。この2つの情報に当てはまる言葉となれば、かなり絞られるはず。
ちなみに、私は紫水杯のおかげで迷うことなく正答できました。
実はこの問題、紫水杯過去問の元ネタの1つです(笑)。答えさせたのは紀淑望ですが、これを調べる過程で『古今和歌集』について触れていたので、文章の流れを掴むことができたというわけです。解いたことのある人も同じ解法をとれたと思います。
クイズに出てきた言葉を調べ直していくと、自然と知識体系は広がっていきます。
みんはやに限って考えると、紫水杯は、序文の文字の羅列を記憶するだけに比べ、問題文の内容の理解及び改題の出し方を学ぶ機会になると思います。リアクイは敷居が高いと思う方でも、みんはやという限られた範囲の知識を増幅することには積極的になれるのではないでしょうか。
次回大会は4/18(土)20:00開始です。詳細は「紫水杯概要・応募」にあります。ひとつの成長の場として活用してみてください!
問題投稿・Twitterのフォローなど、我々運営を支えていただけると幸いです。よろしくお願いします!