【雑談】クイズの楽しみ
本文は一個人の戯言としてお読みください。
通例、クイズの楽しさはその場の駆け引きが大きいものだと思います。だからこそ、クイズ界ではよく知られている問題が一定数出題され、その度研究が行われます。
私は、クイズを「新知を得る」ために行なっています。単に多くのことを知りたいのであって、実際に押しにこだわることはできない気がします。いわゆるベタ問だったり、他人の作問を解くときはまともな押しはできない一方、各問題を調べて、クイズに入らなかった情報を調べるようにはしています。
押しではなく知識量にこだわるのは、非自明な情報に恐怖に似た感覚を得るからです。知らないのが怖いというのとは少し違って、恐らくは知らないことによって思考することが増えすぎてしまうのだと思います。逆にいえば、知っていることに安心しているのかな。知識を求めるのと同時に知識欲から逃げようとしている…と言い換えるべきなのかな。クイズを始めたのはその解消の1つの手段でもありましたが、結局まだできていないです。まだ足りないだけと捉えるには無理がありそう。
前述の内容に基づいて、普段の作問は改題でない限りは、回答者が分かるかは完全に無視しています。どこかの手記で書いたような難しいものであっても平気で明鏡紫水に登録しています。
クイズの全容が「知識」と「駆け引き」だとすれば、私は前者に全振りする人間ですので、今後も紫水内外においては知識をベースに語っていこうと思います。